医薬品を通販で購入するということ

医薬品は、医療用と一般用に大別できます。
医療用は、患者の症状に適した薬を医師の指示で提供する処方薬です。
治療効果が高いと同時に副作用も強く出る恐れがありますので、医師または薬剤師の指導がなくては購入することはできません。
一般用は、様々な人が幅広く利用できるように効果を抑えて安全性を重視して作られており、医療用に比べると比較的簡単に購入することができます。

いわゆる市販薬です。
第1種、第2種、第3種に区分されて、種別によって効果の度合い、副作用リスクなどが変わります。
このうち、もっとも安全に利用できる第3種は薬剤師や登録販売者がいるインターネットサイトでも購入することが可能でしたが、第1種と第2種は安全性を考慮してネット販売は認められていませんでした。
しかし、2013年に薬事法の改正が可決され、2014年から一般用医薬品は種別に関係なくネット販売が可能となっています。

もちろん、ネット販売によりリスクも少なからず存在するため一定の条件は設けられていますが、これにより今まで以上に手軽に通販を活用して医薬品を入手することができるようになりました。
さて、ここで重要なのは利用する医薬品販売通販サイトです。
法律による規制はあるものの、中には悪質な業者が出てこないとは言い切れず、現時点でインターネットから購入できる医薬品の購入にも注意が促されています。
悪質なサイトを利用して余計なリスクを背負わないように利用の際には慎重に決めましょう。
一般用薬のインターネット販売を行うには以下のような条件があります。

まず、業者への規制としては、実店舗で店舗販売業の許可を受けている薬局・薬店であること、実店舗は週30時間以上営業していること、薬剤師または登録販売者が常駐していることなどがあります。
また、販売サイトにおいては、実店舗の写真を掲載すること、雇用している薬剤師および登録販売者の氏名を掲載すること、営業許可証の内容を掲載することなどがあります。
これを目安に通販サイトを選んでみましょう。
購入に関しては、消費者が商品を注文、薬剤師がメールで用法用量などの情報提供、消費者が情報を確認、購入成立となります。

初めて使用する薬に関しては独断で利用を決めるのではなく、必ず相談することが重要です。
また、上記は日本国内での取り扱いのある薬の販売に関する情報ですが、海外の薬を使用したい場合もインターネットから購入することが可能です。
この場合は個人輸入になりますので、個人輸入代行業者のサイトを経由して手続きを取ることになるでしょう。

個人輸入も薬事法の規定により、個人で使用するケースに限り一定の数量のみの輸入を認めるとしていますので、利用すること自体は問題ではありません。
ただし海外取り引きになれば、その分リスクはより高まりますので、日本国内で入手する以上に気を配って個人輸入代行業者を選ばなくてはならないでしょう。

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