海外医薬品をインターネットから購入する

世界では様々な医薬品が開発されています。
2010年の時点で世界の売上高100位までの製品のうち日本が開発した医薬品は12品目、なんとアメリカ、イギリスに続く世界第3位となっています。
世界の医療に貢献する日本ですが、だからといって医薬品の取り扱いに優れているというわけではありません。
というのも、日本で開発された薬はもちろん日本国内で販売することができますが、海外で開発された薬は厚生労働省の許可なく国内で販売することを禁止しています。
これは日本に限ったことではないのですが、それによって、有効的な薬が日本では入手できないという事態も生じており、満足な治療を受けることができない人もいるのが現状です。
そこで、そういった問題を回避するために、海外医薬品は病気の治療のため個人が利用する場合に限り、既定の数量の範囲なら個人輸入にて購入することが認められています。
個人輸入を行う目的は、上記のように日本では取り扱いのない薬の購入のためという他にも、薬を安く手に入れたいという理由でも利用されています。
理由はどうあれ、いずれも薬事法の個人輸入を守れば購入すること自体は問題ないでしょう。
さて、肝心な個人輸入はどうやるのかということですが、簡単に言えばインターネット通販による購入ということになります。
個人輸入代行業者が開設する輸入代行サイトを仲介して当該商品を購入し、代金を支払えば、代行業者が代わりに海外メーカーや業者から商品を購入して輸入手続きを行ってくれるというシステムです。
消費者は輸入代行サイトから通常のネットショッピング同様に商品を購入するだけですので面倒なことは一切ありません。
サイトも一見、通常のショッピングサイトと変わりないので、一度でもネットから商品を購入したことがある人なら購入方法が分からないということはないでしょう。
このように個人輸入のシステム自体は難しいことはありませんが、ただし個人輸入代行業者もピンキリです。
個人輸入をした商品の中には、正規品とは違う成分が検出された、配合されているはずの有用成分は認められなかった、不純物が混合されていた、代金を支払ったのに商品が送られてこない等、トラブル事例も少なくはありません。
そのため、正規品の取り扱いであることはもとより、配送に関しても100%保証されている代行業者を活用するということが重要になってきます。
最近では偽造品も巧みに製造されており、素人目では本物か偽物か区別できない物も少なくはないようです。
せっかく便利な個人輸入なので、トラブルのないように安全に活用して本物を利用していきたいですね。
そのためには利用する側の意識の高さが必要です。
価格の安さも個人輸入の利点の一つとしてあげられていますが、安さばかりに気を取られて本質を見失っては意味がありません。
利用する個人輸入代行業者は、情報収集をした上で自分で見極めるようにしましょう。

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